シェアハウスに年齢制限があるのはなぜ?利用者層の年齢とその理由を解説!
家賃が安く、一人暮らしの寂しさも軽減できるシェアハウスは、東京などの都心部を中心に人気が高い住居スタイルです。10~20代の若者が住むイメージのあるシェアハウスですが、実際に多くの物件で年齢制限が設けられているのをご存知でしょうか。
今回は、シェアハウスに年齢制限が設定されている理由や、40代以上の方がシェアハウスを探す方法、住む際の注意点などを解説。これまで年齢を理由にシェアハウスに住むことを諦めていた方も、ぜひお部屋探しの参考にしてみてください。
年齢制限があるシェアハウスが多いのはなぜ?
まずは、シェアハウスの入居条件に年齢制限がある理由と、制限がなければ起こりうるトラブルについてご紹介します。年齢制限には、共同生活ならではの必要性があるようです。
シェアハウスの年齢制限は18~39歳が主流
シェアハウスのメリットは、ひとつの家を複数人でシェアすることで家賃が大幅に抑えられること。そのため、学生や就職して間もない社会人など、金銭的に余裕のない若者をメインターゲットとしており、多くの物件で年齢制限が設けられています。
豆知識。シェアハウスは年齢制限がある。条件としては20歳から35歳までで、理由は「入居者同士の価値観の相違によるトラブルを防ぐため」。もちろん、40~50代向けをコンセプトにしたシェアハウスはあるそうな。
— Kuro (@PRiMENON) March 20, 2024
ワイはシェアハウス合わないけど、賃料や共益費を抑えられるからざっくり調べ。
入居条件に記載されている年齢制限は運営会社によって異なりますが、18~39歳が主流です。国土交通省の調査によると、実際にシェアハウスの利用者層は20~25歳が約43%ともっとも多く、20代以下が全体の約7割を占めています。
このことから、シェアハウスの運営会社やオーナーは若い利用者を尊重し、同世代による共同生活で交流が活発になり、コミュニティが形成されやすい環境を整えています。入居者同士の仲が良くなればトラブルが減り、管理しやすくなるという側面もあるのです。
入居者の世代差が大きいとトラブルが生じやすい
最近ではプライバシーを重視した完全個室型のシェアハウスも増えていますが、浴室やキッチン、リビングなどは共有スペースとなるため、賃貸マンションの隣人よりもシェアハウスの方が住人同士の距離が必然的に近くなります。
そのため入居者の年齢層が大きく異なると、価値観の違いや会話が合わないといったジェネレーションギャップが生じ、入居者間のトラブルに発展しやすくなります。「家に帰ってまで上司のような年齢の人と話したくない」と感じる若い方も多いでしょう。
女性向けシェアハウスができたというニュース、入るのに年齢制限があるの、なんでやねん。年の差がありすぎると問題あるってことなのかな。
— kabukawa (@kabukawa) May 7, 2021
また誕生日会や飲み会など、住人同士の交流を積極的に行うシェアハウスでは、世代差のある入居者がいることで皆が気疲れして楽しめなくなり、活気が失われてしまうことも。年齢制限は、運営会社やオーナーにとって若者離れを防ぐための対策でもあるのです。
利用者の年齢が上がると運営リスクが高まる
シェアハウスの入居条件に年齢制限を設けなければ、利用者の年齢が上がることで病気や家賃滞納などの運営リスクが高まることも懸念されます。年金生活のシニア層が増えれば、安全面や金銭的なトラブルも起こりやすくなるでしょう。
賃貸マンションに比べて家賃が安いシェアハウスは、収入の少ない利用者でも住めるのが魅力ですが、未来ある若者を応援するために格安で提供しているオーナーも少なくありません。年齢制限は、そうした物件のイメージやターゲットを明確にする意図もあります。
30~40代でシェアハウスを利用するのは難しい?
上記の通り、シェアハウスの利用者は20代以下が約7割を占めています。では、30代・40代でシェアハウスに住むのは難しいのでしょうか? 物件選びのコツも含めてご紹介します。
30代のシェアハウス利用者は全体の約30%
一例として、大手シェアハウス運営会社「クロスハウス」のデータをご紹介します。こちらよると、30代の利用者は全体の約30%。そのうち約20%が35歳未満ですが、30代であれば年齢制限をあまり気にせず幅広い物件の中から希望に合ったシェアハウスを選べるでしょう。
40代のシェアハウス利用者はわずか約1.3%
30代は全体の約3割を占めているのに対し、40代はわずか約1.3%になります。40代になると収入の増加や結婚などでシェアハウスへの需要自体が減る傾向にありますが、入居可能な物件数も大幅に減ってしまうのが現状です。
40代が住めるシェアハウスもあり
40代になると選べる物件は限られてきますが、年齢制限のない物件も多数あるため、40代だからと諦める必要はありません。「音楽好き」「異世代交流型」「30代以上限定」など、ユニークなコンセプトを持つシェアハウスも増えており、意外と選択肢は豊富です。
シェアハウスに凄く興味有!
— はねね(紫羽) (@murahane1234) February 4, 2025
年齢制限があったり、若者のイメージだけど
広い年齢層のところもあったし。
身の回りの荷物だけで生活が始められ、1人にもなれるけど1人じゃ無い良さ。
私は…1人は嫌。
ペット可の所もあったし。
殆ど駄目だけど。
とは言え。狭い1部屋に全て入る?
早めの
40代の方がシェアハウスを探す際は、物件詳細の入居条件に記載された年齢制限を事前にチェックしましょう。なかには40歳の誕生日を過ぎると退去が必要となる物件もあるため、39歳の方は運営会社に確認しておくと安心です。
40代の一人暮らしならマンスリーマンションも候補のひとつ
40代の一人暮らしには、シェアハウスと同様に家具家電付きで1ヶ月から借りられるマンスリーマンションも有力候補。月額料金はシェアハウスより高くなりますが、出張や転勤が多い方にとっては身軽に引っ越しできるため便利でしょう。
賃貸マンションでの一人暮らしと同じように住めるマンスリーマンションであれば、面倒な人間関係もなく自由に生活できます。敷金礼金などの初期費用も不要なので、数ヶ月で引っ越す予定がある方にはとくにオススメです。
40代以上の方がシェアハウスに住む際の注意点
40代以上でも入居できるシェアハウスが見つかったら、なるべく長く円満な共同生活を送りたいものです。次は、他の入居者と良好な関係を築くための注意点をご紹介します。
プライバシーを尊重し、入居者との距離感を保つ
年齢制限がないシェアハウスでは、20代の若者からシニアまで幅広い世代の人が同じ家で暮らします。現代の若者はそれぞれのパーソナルスペースを重視する傾向があり、親しくなるまでは精神的・身体的に他人との距離を保ちたいと考える方が多いでしょう。
そのため、相手が自ら話すまでは個人的な情報を無理に聞き出すようなことはせず、一定の距離感を保って接することが大切です。とくに異性の身体に触れるような行為は厳禁。まずは挨拶や、軽い会話程度のコミュニケーションから始めるのが無難です。
騒音や衛生面に気をつける
生まれ育った世代が大きく異なれば、生活スタイルや価値観も異なるため、些細なことでトラブルが起きることもあります。ドアの開閉音やテレビの音声など、他人が不快に感じるような騒音を出さないよう注意しましょう。
またトイレや浴室、キッチンなどの共有スペースは、使用後に軽く掃除して次の人が快適に使えるようにするのがマナーです。使用前からすでに汚れていた場合でも、自ら率先して掃除すれば、自然と周囲から良い印象を持たれるでしょう。
共有スペースでその場の空気を壊さない
住人同士の交流はシェアハウスに住む魅力のひとつですが、40代以上が無理に若者の話題に入ろうとすると、かえって場の空気を壊してしまうことがあります。とくに飲み会などお酒が入る席では気が緩みやすいため、酔って絡まないよう注意が必要です。
若い入居者に昔の話やお説教をしない
年齢を重ねるとつい昔の自慢話や人生経験を語りたくなるものですが、「自分たちの時代は~」などと古い価値観を押し付けるのは避けましょう。親切心から他人の世話を焼く行為も、相手によってはありがた迷惑になる場合もあるため、控えめにしておくのがベターです。
40代以上の方がシェアハウスに住むメリット・6選
シェアハウスは20代の若者に人気の住居スタイルですが、40代以上の方にとっても多くのメリットがあります。金銭面、精神面における利点について見ていきましょう。
条件の良い物件に安く住める
40代以上の方でも、「一般的な賃貸よりも安い家賃で住める」という点はシェアハウスの大きな魅力です。東京23区など地価が高い都心エリアでも、駅近や新築といった好条件の物件に家賃4~7万円ほどで住める可能性があります。
同じ条件の賃貸マンションであれば、ワンルームでも家賃は10万円前後が相場。家具家電付きのマンスリーマンションでは月額15~30万円程度かかることを考えると、住居費をなるべく抑えたい方はシェアハウスが非常に経済的でしょう。
家具家電の購入代など初期費用が大幅に抑えられる
シェアハウスに住む金銭的なメリットは、家賃が安いほかに、自分で高価な家具や家電を買い揃える必要がないことです。ベッドやソファ、冷蔵庫、洗濯機など生活に必要なものは備え付けなので、洋服や本など最低限の荷物だけで引っ越しが完了します。
また賃貸契約にかかる敷金礼金や保険料といった初期費用の負担が少なく、都心の物件でも10~15万円程度で入居可能。業者による大掛かりな引っ越しも不要なため、一人暮らしを始める際に必要な出費を最小限に抑えられるでしょう。
入居当日からライフラインが開通済み
通常の賃貸では、入居の際に電気・ガス・水道・インターネットなどのライフラインを個別に契約する必要がありますが、シェアハウスではこれらがすでに開通済み。面倒な手続きを行うことなく、入居当日からすぐに新生活を始められます。
またライフラインの使用料は運営会社がまとめて支払っているケースが多く、光熱費はもともと家賃や共益費に含まれていることがほとんどです。個人で支払う必要がないため、払い忘れによる供給停止の心配もありません。
1ヶ月~の短期滞在も可能
賃貸マンションは2年契約が主流ですが、シェアハウスでは物件によって最短1ヶ月から契約可能。3ヶ月以上や半年以上の最低入居期間が設けられている場合でも、同じ運営会社の物件間であれば手数料無料で住み替えできるものもあります。
万が一、シェアハウスが自分には合わないと感じた時でも、短期間だけ我慢すればすぐに引っ越せる気軽さが魅力です。長期出張や転勤が多く、通常の賃貸契約に不便さを感じている方にとっても、様々な場面で柔軟に対応できるシェアハウスは大変便利です。
普段出会わない人との交流が刺激になる
年齢制限のないシェアハウスには、世代や国籍、性別などを問わず、様々なタイプの人が入居しています。普通の一人暮らしではなかなか出会えないような人々と交流することで、新たな視点や刺激を得られるでしょう。
価値観の違いに戸惑うことがあるかもしれませんが、そうした経験が新しい人生観や発見につながり、自分自身を見つめ直すきっかけになることも。利害関係のない人たちと接すれば、仕事のストレスを和らげる効果も期待できます。
世代を超えた友達ができる
40代以上になると職場やプライベートでの人間関係が固定され、新たな友達をつくる機会が減ってきます。しかしシェアハウスに住んでいれば、世代を超えて気の合う人と出会える可能性があり、同じ趣味を楽しめる仲間ができるかもしれません。
シェアハウスで出会った人とはその後も交流が続くケースも多く、年齢に関係なく一生の友になる場合もあります。恋人やパートナーが見つかることもあるでしょう。40代以上でシェアハウスに住む際は、そうした出会いを大切にして過ごしてみてください。
どの世代でもシェアハウスはメリット多数
今回は、多くのシェアハウスで年齢制限が設けられている理由と、40代以上の方がシェアハウスに住む際の注意点やメリットについてご紹介しました。
家具家電付きで家賃や初期費用を抑えられるシェアハウスは、金銭面以外にも出会いや短期滞在可能など様々な利点があり、若い世代に限らず全年齢層にオススメの住居スタイルです。
シェアハウスに興味があるけれど不安もあるという方は、気軽にお試し住みから始めてみませんか? 物件の詳細を確認しても分からないことは、運営会社に直接問い合わせてくださいね。さっそく住みたいエリアのシェアハウスを検索してみましょう!
関連記事

シェアハウスやめとけ!はホント?実態と口コミを徹底解説!

シェアハウスへ引っ越しする前に要チェック!必要な物リストを大紹介

シェアハウスの注意点!住む前と住んでから。気をつけるポイントを徹底解説!
