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九段下までの通勤。一人暮らしに便利な街は?オススメ10駅を徹底紹介!

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働く前に知っておきたい!九段下ってどんな街?

九段下は、東京メトロ東西線・半蔵門線と都営新宿線が利用できる、千代田区北西部の交通拠点です。

東西線では飯田橋、大手町、日本橋、高田馬場、葛西、西船橋方面、半蔵門線では神保町、大手町、表参道、渋谷、押上方面、都営新宿線では市ヶ谷、新宿、船堀、篠崎、本八幡方面へ移動できます。3路線を使い分けられるため、東京23区東部や千葉県側まで住まいの候補を広げやすい駅です。

駅周辺にはオフィス、学校、官公庁、文化施設が集まり、千代田区役所も徒歩圏にあります。神保町方面へ歩けば、成城石井神保町店やマルエツプチ神田神保町二丁目店なども利用でき、食品や日用品の買い物先を確保できます。成城石井神保町店は24時間営業で、帰宅が遅い人にも便利です。

九段下駅2番出口方面には、日本武道館や北の丸公園、科学技術館などがあります。日本武道館は駅から徒歩約5分で、武道大会だけでなくコンサートなどにも利用される施設です。都心で働きながら、休日には文化施設や緑のある場所へ歩いて出かけられるのが九段下の特徴です。

靖国神社や千鳥ヶ淵も駅から歩きやすく、春には桜を楽しめます。神保町方面まで足を伸ばせば古書店やカレー店、喫茶店なども多く、仕事帰りの外食から休日の街歩きまで選択肢があります。

ただし、九段下そのものに住むとなると家賃はかなり高めです。2026年7月時点では、1Kの家賃相場は14.5万円ほど。ワンルームでも15万円台のデータが見られ、若手社会人が家賃を抑えて一人暮らしするには負担が大きいエリアです。

九段下で働くなら、駅周辺に住むことだけにこだわらず、東京メトロ東西線、都営新宿線、半蔵門線を軸に、江戸川区や千葉県側まで候補を広げると、家賃と通勤時間のバランスを取りやすくなります。

“九段下に住む”は便利。でも一人暮らし向きとは限らない

九段下は通勤先として非常に便利な街です。東西線、半蔵門線、都営新宿線の3路線が利用でき、大手町、日本橋、新宿、渋谷方面へ乗り換えを抑えて移動できます。

駅周辺には飲食店、コンビニ、カフェ、文化施設が揃い、神保町や飯田橋まで徒歩圏を広げればスーパーや外食店の選択肢も増えます。仕事が遅くなった日でも、帰宅前に食事や買い物を済ませやすい立地です。

ただし、一人暮らしの住まいとして考えると、最大のネックは家賃です。九段下周辺は千代田区の都心エリアにあり、手頃なワンルームや1Kは限られます。広さや築年数、駅徒歩まで求めると予算はさらに上がりやすくなります。

現実的には、九段下へ直接乗り入れる東西線・都営新宿線・半蔵門線を軸にして、「九段下まで乗り換えなしで通えて、家賃を抑えやすい街」を探すのが堅実です。

23区内なら、半蔵門線の押上、都営新宿線の船堀・篠崎、東西線の西葛西・葛西が候補になります。いずれも九段下まで30分前後で通勤でき、スーパーや大型商業施設、公園など日常生活に必要な環境も揃っています。

さらに千葉県側まで広げれば、浦安、行徳、原木中山、西船橋から東西線一本で通勤できます。本八幡も都営新宿線で九段下まで乗り換えなしです。

この記事では、東京23区内と23区外からそれぞれ5駅ずつ、合計10駅を紹介していきます。

「東西線」「都営新宿線」「半蔵門線」を軸に考えると失敗しにくい

九段下通勤でまず押さえておきたいのが、東京メトロ東西線です。今回紹介する西葛西、葛西、浦安、行徳、原木中山、西船橋からは、すべて九段下まで乗り換えなしで通勤できます。

東西線は九段下から大手町、日本橋方面にもつながり、反対方向は高田馬場、中野方面へ移動できます。将来勤務地が変わった場合でも、都心の主要ビジネス街へ対応しやすい路線です。

次に相性が良いのが都営新宿線です。船堀、篠崎、本八幡からは九段下へ一本で移動できます。市ヶ谷、新宿、神保町方面にも乗り換えなしでアクセスできるため、東西線とは違う方向へ行動範囲を広げられます。

押上からは東京メトロ半蔵門線で九段下へ直通できます。錦糸町、大手町、神保町方面を通りながら都心へ向かえ、渋谷方面まで同じ路線で移動できるのもメリットです。

通勤時間だけでなく、駅前のスーパー、商業施設、図書館、公園、飲食店、休日に利用できる文化施設まで比較すると、今回の10駅はそれぞれ異なる特徴があります。

九段下までの通勤に便利な街 − 東京23区内編

23区内では、東西線・都営新宿線・半蔵門線を利用することで、九段下まで30分前後で乗り換えなしの街を選べます。九段下周辺より家賃を大きく抑えられる駅も多く、一人暮らしでは特に検討しやすいエリアです。

駅(路線) 1K家賃目安 九段下まで 暮らしポイント(買い物・食・治安・自然 まとめ)
押上(東京メトロ半蔵門線/都営浅草線/京成押上線/東武線) 約10.5〜12.0万円 21〜23分 半蔵門線で九段下へ直通。東京ソラマチ、ライフ、東京スカイツリーが駅前に集まる。
船堀(都営新宿線) 約7.0〜10.0万円 23〜24分 新宿線で九段下へ直通。駅前スーパー、タワーホール船堀、飲食店が身近。
西葛西(東京メトロ東西線) 約7.5〜11.5万円 25〜26分 東西線で九段下へ直通。ワイズマート、行船公園、自然動物園などを利用しやすい。
葛西(東京メトロ東西線) 約7.5〜10.0万円 27〜28分 東西線で九段下へ直通。ワイズマート、メトロセンター葛西、地下鉄博物館が便利。
篠崎(都営新宿線) 約7.0〜9.0万円 30〜31分 新宿線で九段下へ直通。駅前のライフ、篠崎公園、住宅街が暮らしやすい。

家賃目安は2026年7月前後の掲載物件をもとに、アパート・マンション、築年数、駅からの距離による幅を含めています。押上は10万円台が中心ですが、船堀や篠崎では7万円台から探せるケースもあり、都心から距離を広げるほど家賃を抑えやすくなります。

九段下への通勤を30分前後に抑えながら、買い物や休日の過ごしやすさまで選べるのがこの5駅です。ここから、それぞれの街を詳しく見ていきます。

オススメ駅① 押上 ― 半蔵門線で直通。300店超のソラマチが駅前

押上から九段下までは、東京メトロ半蔵門線を利用するルートで21〜23分が目安です。乗り換えなしで通勤でき、錦糸町、大手町、神保町方面にも一本で移動できます。

生活面では、押上駅前にセントラルスクエア押上駅前店があり、生鮮食品や惣菜、日用品を購入できます。駅周辺にはドラッグストアやコンビニ、飲食店も多く、日常の買い物には困りにくい環境です。

さらに東京スカイツリータウンが駅と直結しているため、休日のショッピングや外食まで近場で済ませられます。都心へのアクセスだけでなく、大型商業施設を日常的に利用できるのが押上の大きな強みです。

押上は今回の23区内5駅では家賃が高めですが、九段下まで乗り換えなしで25分以内。買い物・外食・交通の便利さを優先したい人には有力な候補です。

押上駅のオススメスポット — 東京ソラマチ(大型商業施設/300店超・商店街・グルメ)

東京ソラマチは、東京スカイツリーの足元に広がる大型商業施設です。現在は300を超える店舗が集まり、食品、ファッション、雑貨、飲食、サービスなど幅広いジャンルを利用できます。

1階には約120m続く「ソラマチ商店街」があり、約35店舗が並びます。駅から歩きながら食品やスイーツ、雑貨などを見て回れるため、大型モールでありながら商店街のような雰囲気も楽しめます。

館内にはレストランやカフェも多く、通常のショッピングエリアは10時から21時、レストランフロアは23時まで営業する店舗があります。仕事帰りの食事から休日の買い物まで使い分けやすい施設です。

押上は、毎日のスーパー利用と大型商業施設でのショッピングを駅周辺だけで組み合わせられる街です。

オススメ駅② 船堀 ― 新宿線で25分以内。24時間スーパーと展望タワー

船堀から九段下までは、都営新宿線を利用するルートで23〜24分が目安です。乗り換えなしで通勤でき、神保町、市ヶ谷、新宿方面へも一本で移動できます。

生活面では、駅から徒歩約2分にマックスバリュエクスプレス船堀駅前店があり、24時間利用できます。食品や惣菜を帰宅途中に購入しやすく、生活時間が不規則な人にも便利です。

駅周辺にはフードスタイル船堀店もあり、食品や日用品の買い物先を使い分けられます。飲食店やクリニックなども駅の近くに集まり、日常生活をコンパクトにまとめやすい街です。

船堀は九段下まで25分以内で直通しながら、7万円台から物件を探せるケースがあります。通勤の短さと生活費のバランスを重視する人に向いています。

船堀駅のオススメスポット — タワーホール船堀(文化施設/無料展望室・ホール)

タワーホール船堀は、船堀駅のすぐ前にある複合文化施設です。高さ115mの展望塔があり、展望室は地上約103m。360度の景色を楽しめます。

展望室は無料で利用でき、東京スカイツリーや東京タワー、天候に恵まれれば富士山方面まで見渡せます。夜景スポットとして「日本夜景遺産」にも認定されています。館内には750席の大ホール、最大300席の小ホール、映画館などもあり、コンサート、講演会、映画など幅広い目的で利用できます。

遠くの観光地まで出かけなくても、駅前で展望と文化イベントを楽しめるのが船堀の魅力です。

オススメ駅③ 西葛西 ― 東西線で30分以内。24時間スーパーと無料動物園

西葛西から九段下までは、東京メトロ東西線を利用するルートで25〜26分が目安です。乗り換えなしで通勤でき、大手町、日本橋、飯田橋方面へも一本で移動できます。

生活面では、駅から徒歩約1分のワイズマート西葛西店が24時間営業しています。青果、精肉、鮮魚、惣菜、日用品などを扱い、仕事帰りだけでなく早朝の買い物にも利用できます。

駅周辺には飲食店やドラッグストア、クリニックなども多く、大きな繁華街ではないものの、日常の用事を駅前で済ませやすい環境です。

西葛西は九段下まで30分以内で直通でき、駅前の生活利便性と江戸川区らしい比較的落ち着いた住宅環境を両立したい人に向いています。

西葛西駅のオススメスポット — 行船公園・江戸川区自然動物園(公園/日本庭園・無料動物園)

行船公園は、西葛西エリアを代表する公園です。土地は1933年に田中源氏から寄付され、1950年に江戸川区へ移管されました。園内の自然動物園は1983年に開園し、1989年には日本庭園「平成庭園」が完成しています。

平成庭園は池泉回遊式の日本庭園で、桜、ツツジ、花菖蒲、モミジなど季節ごとの植物を楽しめます。春から初夏、秋まで景色が変わり、休日の散歩に向いています。

江戸川区自然動物園は入園無料です。動物展示やふれあいコーナーがあり、一般的な大型動物園とは違って、近所の公園へ行く感覚で立ち寄れます。

買い物に便利な駅前と、緑・日本庭園・動物園を同じ生活圏に持てるところが西葛西の魅力です。

オススメ駅④ 葛西 ― 「住みたい街」で人気急上昇。バランスが魅力

葛西から九段下までは、東京メトロ東西線を利用するルートで27〜28分が目安です。乗り換えなしで通勤でき、日本橋、大手町、飯田橋方面へも一本で移動できます。近年、人気が急上昇しており、 2025年には大手不動産会社のランキングでは「住みたい街ランキング1位」にも選ばれた注目株です。

生活面では、駅前のワイズマート葛西店が24時間営業しています。食品や惣菜を時間を気にせず購入でき、一人暮らしでは使い勝手の良いスーパーです。

東西線の高架下には飲食店や生活サービス系店舗もあり、駅周辺で買い物と外食をまとめやすい環境です。駅から少し離れれば住宅街が広がり、都心通勤と生活の落ち着きを両立できます。

葛西は九段下まで30分以内で直通しながら、7万円台から1Kを探せるケースもあります。家賃と買い物環境のバランスを取りたい人に向いています。

葛西駅のオススメスポット — アリオ葛西(大型商業施設/買い物・グルメ・アミューズメント)

アリオ葛西は、葛西駅からバスで約8分の東葛西九丁目にある大型商業施設です。イトーヨーカドー葛西店を核に、ファッション、生活雑貨、家電、書店、飲食、サービスなど幅広い店舗が集まっています。アリオモールとイトーヨーカドーは基本的に10時から21時まで営業しています。

日用品を探すなら無印良品、LOFT、Francfranc、セリアなどがあり、家電のノジマ、書籍の八重洲ブックセンター、ファッションのGU、スポーツ用品のスーパースポーツゼビオなども利用できます。食品の買い出しだけでなく、家具・雑貨や衣類、家電まで一か所で探せるのが便利です。

館内にはサイゼリヤ、ポポラマーマ、家族亭などの飲食店があり、3階にはGiGO アリオ葛西とGiGO BOWLもあります。GiGOとボウリングは22時30分まで営業しており、買い物だけでなく休日の遊び場としても利用できます。

駅前で普段の食品を購入し、まとまった買い物が必要な休日にはアリオ葛西へ出かけるという使い分けが可能です。大型商業施設を身近に利用できる点は、葛西で一人暮らしする際の生活の幅を広げてくれます。

オススメ駅⑤ 篠崎 ― 新宿線で30分前後。駅前スーパーと広大な公園

篠崎から九段下までは、都営新宿線を利用するルートで30〜31分が目安です。乗り換えなしで通勤でき、船堀、神保町、市ヶ谷、新宿方面へも一本で移動できます。

生活面では、篠崎駅前にライフ篠崎店があります。食品、日用品、衣料品、医薬品などを扱い、食品フロアは24時まで営業しています。駅から出てすぐ買い物できるため、帰宅途中の利用にも便利です。

駅周辺は大型繁華街ではなく、少し歩くとマンションや戸建て住宅が中心になります。1Kは7〜9万円程度が目安で、九段下周辺と比べると住居費を大きく抑えやすいエリアです。

九段下まで30分程度の直通と、駅前スーパー、落ち着いた住宅街を重視するなら篠崎は検討しやすい候補です。

篠崎駅のオススメスポット — 篠崎公園(大型公園/約31万㎡・スポーツ・季節の花)

篠崎公園は、江戸川区東部に広がる大規模な都立公園です。1967年に開園し、開園面積は約31万2,700平方メートル。A地区とB地区に分かれています。

園内には野球場、テニスコート、遊具広場、ドッグランなどがあり、散歩だけでなくスポーツにも利用できます。広々とした空間が多く、住宅地の中で気軽に体を動かせる場所です。

桜、ケヤキ、アジサイなど多様な樹木や花も植えられ、春の桜から初夏のアジサイまで季節によって景色が変化します。篠崎は駅前で日常の買い物を済ませながら、休日には大きな公園で散歩や運動を楽しめる街です。

九段下までの通勤に便利な街 − 東京23区外編

23区外まで広げると、東京メトロ東西線と都営新宿線を使って、乗り換えなしで九段下へ通える街を多く選べます。

浦安、行徳、原木中山、西船橋は東西線で直通。本八幡は都営新宿線で直通できます。通勤時間は30〜40分台になりますが、その分、家賃や部屋の条件を広げやすくなります。

駅(路線) 1K家賃目安 九段下まで 暮らしポイント(買い物・食・治安・自然 まとめ)
浦安(東京メトロ東西線) 約7.5〜9.5万円 30〜31分 東西線で九段下へ直通。西友、飲食店、浦安市郷土博物館などを利用しやすい。
行徳(東京メトロ東西線) 約7.5〜9.0万円 35〜36分 東西線で直通。西友が駅近で24時間営業。旧江戸川や常夜灯方面の散歩も楽しめる。
原木中山(東京メトロ東西線) 約7.0〜8.5万円 41〜42分 東西線で直通。ワイズマート、信篤図書館が駅前にまとまり、落ち着いた住宅街。
西船橋(JR総武線・武蔵野線・京葉線/東京メトロ東西線/東葉高速線) 約7.0〜9.0万円 41〜42分 東西線で直通。ペリエ、ワイズマート、西図書館が使いやすく、複数路線を利用可能。
本八幡(JR総武線/都営新宿線/京成本線) 約8.0〜9.0万円 41〜43分 新宿線で九段下へ直通。シャポー、葛飾八幡宮、3路線を利用できる交通拠点。

2026年7月前後の1K相場を見ると、浦安・行徳は7万円台後半から9万円台、原木中山・西船橋は7万円台から、本八幡も8万円台を中心に探せます。九段下と比べると、通勤時間を伸ばす代わりに家賃を大きく抑えられる可能性があります。

ここからは、5駅をもう少し具体的に見ていきます。

オススメ駅① 浦安 ― ディズニー以外も魅力。通勤も手軽に

浦安から九段下までは、東京メトロ東西線を利用するルートで30〜31分が目安です。乗り換えなしで通勤でき、日本橋、大手町、葛西方面へも一本で移動できます。

駅周辺には西友浦安店をはじめ、飲食店、ドラッグストア、コンビニなどが集まります。北栄エリアにはマンションや住宅も多く、駅前の便利さを使いながら一人暮らししやすい環境です。

浦安というと東京ディズニーリゾートの印象が強いですが、東西線浦安駅周辺は新浦安や舞浜とは街の雰囲気が異なります。昔からの住宅地や商店、飲食店も多く、日常生活の街として使いやすいのが特徴です。

九段下まで30分前後で直通しながら、家賃を7〜9万円台に抑えたい人には有力な候補です。

浦安駅のオススメスポット — 旧宇田川家住宅・旧大塚家住宅(文化財/町家・漁家・歴史散策)

浦安駅から徒歩圏の堀江三丁目には、旧宇田川家住宅と旧大塚家住宅という2つの文化財住宅が残されています。いずれも入館無料で、現在の浦安とは異なる、漁師町・商家の街だった時代の暮らしを間近に見ることができます。旧大塚家住宅は浦安駅から徒歩約7分です。

旧宇田川家住宅は明治2年(1869年)に建てられ、建築年代が明確なものとしては浦安市内最古の民家です。道路側に店舗、奥に住宅を配置した町家で、米屋、油屋、雑貨屋、呉服屋などとして使われてきました。関東では貴重な商家の遺構として、市の有形文化財に指定されています。

一方の旧大塚家住宅は江戸時代末期の建築と推定される茅葺き屋根の住宅です。特徴的なのが屋根裏2階で、水害が起きた際には人が避難したり、家財道具をしまったりするために利用されていました。水害とともに暮らしてきた浦安の生活の知恵が建物そのものに残されています。2002年には千葉県の有形文化財に指定されました。

2軒はフラワー通り周辺にあり、あわせて見学しやすい距離にあります。大型テーマパークや新しい街並みとは違う「昔の浦安」を歩いて知ることができるため、歴史や古い建築が好きな人には特に面白い休日スポットです。

オススメ駅② 行徳 ― 乗り換えなしで通勤。24時間スーパーと旧江戸川

行徳から九段下までは、東京メトロ東西線を利用するルートで35〜36分が目安です。乗り換えなしで通勤でき、浦安、葛西、日本橋、大手町方面へ一本で移動できます。

生活面では、行徳駅から徒歩約2分に西友行徳店があり、食品を中心に24時間利用できる売場があります。帰宅が遅い日でも買い物しやすく、自炊中心の一人暮らしには便利です。

駅周辺には飲食店、ドラッグストア、クリニックなどがまとまり、少し歩けば住宅街が広がります。九段下への直通と、日常生活の便利さを両立しやすい街です。

休日には旧市街や旧江戸川方面まで散歩すると、駅前とは違った行徳の歴史を感じられます。

行徳駅のオススメスポット — 常夜灯公園・行徳常夜灯(公園/旧江戸川・水運の歴史)

旧江戸川沿いにある行徳常夜灯は、1812年に成田山参詣の講中によって建てられた石灯籠です。高さは4.31mあり、市川市指定有形文化財第1号に指定されています。

江戸時代には日本橋と行徳を結ぶ船が運航され、多くの人が成田山へ向かう途中に行徳を利用しました。常夜灯は水路を行き交う船の安全を願う存在として建てられたものです。

現在は2009年に整備された常夜灯公園内に保存されています。旧江戸川を眺めながら休憩でき、黒松なども植えられています。初夏にはアジサイも楽しめます。

旧江戸川沿いには散歩できるルートも続き、駅前で買い物を済ませたあと、自転車や散歩で水辺まで足を伸ばせるのが行徳の魅力です。

オススメ駅③ 原木中山 ― 40分少々ながら、駅前スーパーと図書館が近い

原木中山から九段下までは、東京メトロ東西線を利用するルートで41〜42分が目安です。乗り換えなしで通勤でき、西船橋、行徳、浦安、日本橋、大手町方面へ一本で移動できます。

生活面では、駅前にワイズマート原木店があります。24時間営業で、青果、精肉、鮮魚、惣菜などを購入できるため、帰宅が遅くなっても日常の買い物に困りにくい環境です。

原木中山は西船橋ほど大きな駅ではなく、周辺は比較的落ち着いた住宅街です。大規模な繁華街を避けながら、東西線一本で都心へ通勤したい人に向いています。

1Kは7万円台から探せるケースがあり、九段下までの時間より家賃や静かな住環境を優先したい人には候補になります。

原木中山駅のオススメスポット — 市川市立信篤図書館(図書館/駅徒歩1分・地域施設)

市川市立信篤図書館は、原木中山駅から徒歩約1分という便利な場所にある図書館です。1979年に開館し、旧学校用地を利用した公共施設の一角にあります。

館内は1階と2階に分かれ、一般書や児童書、新聞、雑誌、文学関連の本などを利用できます。同じ敷地には公民館や体育館もあり、地域の公共施設がまとまっています。

駅からほとんど歩かず利用できるため、仕事帰りに本を借りたり、休日に読書したりしやすいのが魅力です。

大規模な娯楽施設は少ない原木中山ですが、駅前スーパーと図書館が近く、日常生活を落ち着いて送りたい人には使いやすい街です。

オススメ駅④ 西船橋 ― 複数路線と駅ナカ商業施設が便利

西船橋から九段下までは、東京メトロ東西線を利用するルートで41〜42分が目安です。乗り換えなしで通勤でき、原木中山、行徳、浦安、日本橋、大手町方面を通って都心へ向かえます。

西船橋はJR総武線・武蔵野線・京葉線、東京メトロ東西線、東葉高速線などが集まる交通拠点です。九段下以外にも、千葉、船橋、東京、南浦和方面などへ路線を使い分けられます。

駅構内・駅前ではペリエ西船橋を利用でき、飲食や食品、サービス系店舗がまとまっています。改札外には24時間営業のワイズマートもあり、青果、精肉、鮮魚、惣菜などを購入できます。

通勤時間は40分を超えますが、複数路線と駅前の生活利便性を重視したい人には強い候補です。

西船橋駅のオススメスポット — ペリエ西船橋(駅ナカ商業/食品・書店・カフェ)

ペリエ西船橋は、JR西船橋駅に直結した駅ナカ・駅前型の商業施設です。改札内2階・3階、改札外2階、北口1階・2階などに店舗があり、電車を利用する前後に食品、惣菜、書籍、カフェなどを利用できます。施設全体の基本営業時間は月〜土曜が8時〜22時、日曜・祝日が8時〜21時で、仕事帰りにも立ち寄りやすい環境です。

改札内2階の「ペリエマルシェ」では、千葉県産の野菜や果物、落花生、地域の特産品を使った菓子などを扱っています。取り扱いは1,000アイテム以上あり、普段の食品だけでなく、千葉らしい商品や手土産を探したいときにも便利です。

グリーン・グルメ、鶏三和、ちよだ鮨、ミニワン・ドンクエディテなど、帰宅途中に夕食を購入できる惣菜・ベーカリー系店舗も揃っています。

3階には約90坪の「ブックエキスプレス」があり、文庫、雑誌、コミックなどを幅広く扱っています。同じく改札内には「カフェドルセット」や「スープストックトーキョー」もあり、出勤前の朝食、仕事帰りの食事、電車の待ち時間の休憩など、乗換駅ならではの使い方ができます。

さらに北口1階には「ワイズマート」があり、1月1日・2日を除いて24時間営業。生鮮食品、加工食品、惣菜、酒類などを扱っているため、駅ナカ店舗が閉まった後でも買い物できます。2026年7月にはリニューアルオープンしており、複数路線が集まる交通拠点であるだけでなく、毎日の食品購入から外食、書籍、カフェまで駅周辺でまとめやすいのが西船橋の強みです。

オススメ駅⑤ 本八幡 ― 新宿線で直通。3路線と駅直結商業が便利

本八幡から九段下までは、都営新宿線を利用するルートで41〜43分が目安です。乗り換えなしで通勤でき、篠崎、船堀、神保町、市ヶ谷方面へ一本で移動できます。

JR総武線の本八幡駅、都営新宿線の本八幡駅、京成本線の京成八幡駅を徒歩圏で使い分けられるため、千葉方面・東京都心方面の両方へ動きやすい街です。

JR本八幡駅にはショッピングセンター「シャポー本八幡」が直結しています。食品や飲食、雑貨などの店舗を利用でき、雨の日でも駅からそのまま買い物しやすい環境です。

1Kの家賃は8万円台が中心で、交通と駅前商業の充実度を考えると、千葉県側で利便性を重視したい人に向いています。

本八幡駅のオススメスポット — 葛飾八幡宮・千本公孫樹(神社/平安時代創建・大イチョウ)

葛飾八幡宮は、寛平年間の889〜898年に宇多天皇の勅願によって創建されたと伝えられる古社です。京都・石清水八幡宮の御分霊をまつり、源頼朝、太田道灌、徳川家康などからも崇敬を受けたとされています。

境内で特に有名なのが「千本公孫樹」です。推定樹齢は約1,200年、高さ約23m、幹周り約11mという巨木で、1931年に国の天然記念物に指定されています。

一本の大木のように見えますが、複数の幹が集まった独特の姿をしています。秋になると葉が黄色く色づき、歴史ある社殿とともに季節の景色を楽しめます。

本八幡は駅前の便利さだけでなく、少し歩けば1,000年以上の歴史を持つ神社と巨木に出会える街です。

まとめ:九段下通勤は「東西線・都営新宿線・半蔵門線」を広く見るのがコツ

九段下は、東京メトロ東西線・半蔵門線と都営新宿線が利用できる交通利便性の高い街です。大手町、日本橋、新宿、渋谷方面へ動きやすく、働く場所としては非常に便利ですが、そのまま駅周辺に住もうとすると1Kでも14万円台が目安となり、家賃負担が大きくなりやすいエリアです。

だからこそ、半蔵門線の押上、都営新宿線の船堀・篠崎・本八幡、東西線の西葛西・葛西・浦安・行徳・原木中山・西船橋まで広く見るのが、九段下通勤の住まい探しでは有効です。

通勤時間を30分前後に抑えたいなら押上・船堀・西葛西・葛西・篠崎・浦安、家賃とのバランスを重視するなら船堀・葛西・篠崎・行徳・原木中山が候補になります。

駅前の買い物環境を重視するなら押上・船堀・葛西・西船橋・本八幡、休日に自然を楽しみたいなら西葛西・篠崎・行徳、文化施設を身近に持ちたいなら船堀・葛西・浦安・原木中山・西船橋が向いています。

今回紹介した10駅は、単に九段下へ通えるだけでなく、スーパー、大型商業施設、図書館、公園、博物館、寺社、水辺など、一人暮らしの“生活の厚み”まで比較できる候補です。

気になる駅が見つかったら、駅前のスーパー、夜の雰囲気、駅から住宅街までの経路を実際に歩いて確認してみるのがオススメです。電車に乗っている時間だけでなく、「帰宅途中に買い物できるか」「休日を近所でどう過ごせるか」「街の雰囲気が自分に合うか」まで比較すると、自分に合った街を選びやすくなります。

マンスリーマンションやシェアハウスなどの家具家電付き物件で、一度お試し住みしてみるのも良いでしょう。入居や退去の手間を抑えながら、実際の通勤時間や住み心地を体感できます。候補の街が見つかったら、家賃と暮らしやすさの両方を確認しながら住まいを探してみてください。

この記事を書いた人

JUN/Webライター

広告やコピーライティングのお仕事を10年以上経験。通販のお客様へ送る定期通信で地元の名所やイベント紹介を長年行ってきました。現在はフリーランスで活躍中。
自由な時間を生かして各地に住み、新しいお店やスポットを開拓し、色々な人にその良さを伝えることが好きです!生活が便利になる暮らしのHowToや小ネタも紹介していきます。